平成23年12月中旬、山口国体に寄せた天皇陛下の短歌(御製)を刻んだ「第66回国民体育大会 御製碑」設計・施工に関してのプロポーザルが実施され、翌年1月中旬、審査の結果、我社の案が選定された。

御製揮毫者 津田峰雲氏による実筆の御製の写しを頂き、碑の製作に着手。
3月に入って、現地施工。


御製碑は山口市東鳳翩山の山麓より採取した花崗岩で重さ6.5t。
50tクレーンで吊り込んだ。



平成24年3月22日(木)除幕式

二井関成山口県知事をはじめ、多数の関係者のもと、
国体開会式を思い出させる快晴のなか、オープニングセレモニーが挙行。





この御製碑は、天皇陛下が総合開会式において、
東北3県の炬火と県内各市町の炬火を集火し、炬火台に点火する様子を
御覧になられた際のお気持ちをお詠みになった御製を刻んだもの。





全体デザインは、陸上競技場の観覧席からフィールド越しに、
北北東方向にそびえる西鳳翩山や東鳳翩山を背景に、
緑豊かな田園風景や山並に囲まれた風景をイメージしている。



御製碑の素材は、東鳳翩山の山麓より採取した花崗岩で
説明碑は秋穂産の花崗岩に碑文を彫り込んだ黒御影を埋め込んでいる。




御製の揮毫者は、津田峰雲氏である。




除幕の後、私も関係者と共に写真に収まった。




両大会を写真パネル等で紹介した
「おいでませ!山口国体・山口大会メモリアル」もオープンした。


国体の思い出がたくさん詰まった山口維新百年記念公園に
また足を運んで見られませんか?